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平成25年度税制改正大綱
2013/01/28(Mon)
先週の24日、政権与党により「平成25年度税制改正大綱」が公表されました。
主な改正の概要は以下の通りです。

<法人税>
・設備投資を促進するための税制
所定の要件の下で設備投資を行った場合、特別償却・税額控除の選択適用ができる。

・雇用・労働分配を拡大するための税制
雇用者給与の増加割合が5%以上の場合、増加額の10%の税額控除ができる。

・雇用促進税制の拡充
所定の要件を満たした場合の税額控除額を一人あたり20万円から40万円に増額する。

・交際費の損金不算入額の改正
資本金1億円以下の中小法人について、年800万円までは損金算入できる。
(年600万円までの金額の10%について損金不算入とされていた改正前の措置は廃止)

<所得税>
・課税所得4000万円超の部分の所得税率を40%から45%に引き上げる。
・住宅ローン控除の期限の延長と減税額の拡充

<相続税>
・2億円超の税率を引き上げ、最高税率を50%から55%に引き上げる。
・基礎控除を現行の6割(3000万円+600万円×法定相続人の数)に引き下げる。
・特定居住用宅地の評価の特例の適用対象面積を240uから330uに拡充する。
・教育資金(1500万円まで)を一括贈与した場合の贈与税の非課税措置の創設

特に、相続税改正の詳細は改めてお伝えする予定ですが、やはり増税の内容は財務省の思惑通りになりました。
自民党や公明党は、相続税の増税に関しては議論をしているというポーズをとっていただけなのかもしれません。
これにより、相続税の申告・増税をすべき人が倍増することになると思います。

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相続税の申告期限
2013/01/22(Tue)
先週の土曜日に仕事で京都に行ってきました。
数か月前から関わっている相続案件の仕事だったのですが、ようやく一区切りをつけることができました。

当日は相続人全員が集まり、弁護士を交えて遺産分割についての協議も行われました。
どうなるかと心配しておりましたが、事前の意見交換や弁護士による話し合いなどにより、無事に遺産分割協議が成立しました。

弁護士による遺産分割協議書の作成の後、私が相続税額の説明を行いました。
事前に様々な遺産分割案ごとに相続税額のシミュレーションを行っていましたので、納税額の説明もスムーズに終了し、申告書への押印も同時に頂くことができました。
あとは、申告書の提出と納税を残すだけです。

私が心配していたのは、実は相続税の申告と納税の期日が迫っていたからです。
相続税の申告は、亡くなってから10か月以内に申告・納税をする必要があります。
もし、それまでに遺産分割ができない場合は、有利な制度(小規模宅地の特例・配偶者の税額軽減)が適用できない状態で申告しなければならないのです。
つまり、10か月以内に分割できなかった場合は、分割ができた場合と比べて、相続税額が大きくなるのです。
(ただし、一定の書類を期限内申告書に添付することにより、申告期限から3年以内に遺産分割が成立したときには、払い過ぎとなっている税額を取り戻すことができます。)

ところで、京都で今まで気付かなかったことが一つ。
「大阪ではエスカレーターの左側を開けるが、東京や名古屋では右側を開ける。」
これは常識です。
京都は大阪に近いので、大阪と同じように左側を開けるものだと今まで思い込んでいましたが、京都の出町柳では、なんとエスカレーターの右側が開いていました。
確か滋賀県の近江八幡でも右側が開いていたように記憶していますので、京都あたりが境目になっているのかもしれません。

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相続税改正の行方
2013/01/14(Mon)
例年ですと年末に翌年の税制改正の大筋をまとめた「税制改正大綱」が公表されるのですが、今年はいまだに公表されていません。
これは昨年末に民主党から自民党への政権交代があったことが原因ですが、1月中には公表されるようです。

話題になっている改正項目もいくつかあります。
・孫への教育資金の贈与についての贈与税の取扱い
・消費税増税に向けての低所得者対策
・所得税の最高税率の引き上げ

これらの項目にも関心はありますが、やはり税理士としては「相続税」がどのように変わるのかについて、最も注目しています。
報道によると
・最高税率を50%から55%に引き上げる?
・財務省や民主党が予定していた基礎控除の縮小については、縮小幅を小さくする?縮小しない?
と様々な議論がなされているようです。

自民党も以前は「基礎控除の縮小」については賛成していたように記憶していますので、少し予想外の展開です。
いずれにしても、財務省の言いなりであった民主党を反面教師として、よく議論をして決定してもらいたいものです。

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謹賀新年
2013/01/07(Mon)
あけましておめでとうございます。

毎年、正月にはその年の目標を立てます。
しかし、いつもその目標が大きすぎて達成したことがありません。
そこで、今年は控えめな目標を立て、必ず達成することを誓いました。

巳年だけに蛇行せず、あせらず一歩ずつ着実に進んでいきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします


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