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私の大学時代(前半)〜惰性の日々
2009/07/27(Mon)
昭和63年3月に私は高校を卒業し、4月から無事に大阪の大学に進学しました。
入学当初は、「大学ではどんなことを習うのだろう」と、新しい環境に胸を躍らせていたことを記憶しています。


しかし、しばらくして気づきました。
「大半の大学生は暇を持て余している。」
大学は何かを習うところではなく、学びたいと思う人に環境を提供するところに過ぎなかったのです。
それに気づいてから、出席を取る授業以外は一切出席しなくなり、まるで毎日が日曜日のようになっていました。
今考えるともったいない話で、授業料を払ってもらっていた両親に申し訳ないことをしたと思っています。


5月頃より、その「暇」を有効活用するべく、中学校の塾講師のアルバイトを始めました。
当時は毎週土曜日の午後と日曜日の終日、姫路まで帰省して、小学校時代にお世話になっていた学習塾で教壇に立っていました。
なぜだかわかりませんが、文系の私の担当が中学校2年の数学と理科でした。


塾講師をやっているうちに、気づいたことがあります。
小学生や中学生の場合、保護者だけの意向で学習塾に通学させられている「やる気のない生徒」も相当数います。
そういう生徒に対して、いきなり授業を始めても、全く聞いてもらえないのです。
そんなときには、雑談などで彼らの注目を引き付けてから授業に入らなければなりません。
つまり、興味のない人に話を聞いてもらうためには「ツカミ」が必須ということなのです。


そんな生活が1年ほど続きました。
塾講師の仕事のため、土曜日の語学の授業にほとんど出席できなかったこともあり、第二外国語の中国語の単位をすべて落としてしまいました。
このまま行くと2年生で留年かもしれないと諦めかけていた時に、ある弁護士の先生とお話をする機会がありました。
その先生とは、現在もお世話になっている知原信行先生です。
その時の話の内容は、半分も理解できませんでしたが、弁護士という専門家資格を持って仕事をされていることに、強い憧れを感じたことを記憶しています。
結局、大学で留年したくないという気持と、何か資格を取得したいという憧れから、塾講師の仕事を辞めました。


その後、大学2年生から、「公認会計士」の資格を目指して、専門学校「TAC」に通うことにしました。
父が昔から「公認会計士は立派な仕事やで。」と言っていたのを思い出し、パンフレットを取り寄せたのがきっかけですが、「怠け者の自分には会社勤めは無理だ。」という気持が強かったからかもしれません。


(Episode 4)


信和綜合会計事務所(大阪の税理士法人)
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皆既日食
2009/07/20(Mon)
7月22日には、国内で日食が見れるようです。
特に、屋久島や奄美大島では太陽全部が隠れる皆既日食となるようです。


日食は、月により太陽の光が遮られることによって起こる現象ですが、昔の人たちは不吉なことと考えていたようです。
例えば、源平の合戦の一つである水島の戦いでは、合戦の最中に皆既日食が発生し、混乱した源義仲(木曽義仲)軍が敗走したことが、「源平盛衰記」に記載されています。
このとき、平氏軍は天皇を擁していたため、「天文博士」により事前に日食が発生することを知らされていたというから驚きです。
ちなみに、「天文博士」は安倍晴明も任じられていた律令制の官職であり、当時の天文学のプロです。


ところで、私はこの日食に関して神秘的に感じることがあります。
それは、地球から見た太陽の大きさと月の大きさがほぼ同じということです。
以前は、太陽・地球・月の重力の関係でつりあっているのかと思っていましたが、科学雑誌によりそれが間違いであることを知りました。
天文学的には、太陽・月の見た目の大きさがほぼ同じなのは単なる偶然に過ぎないそうです。
まったく不思議です。
なんとなく神の存在を信じる人の気持ちも解るような気がします。


時代は変わっても、新しい研究により発見された知識により、人間の常識は進歩します。
つまり、常識は科学技術の進歩により変化するものなのです。


私たちは、無意識のうちに常識に縛られて生きています。
しかし、常識と考えている知識の中にも、正しくないものが意外に多く含まれているのかもしれません。


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喉元過ぎれば熱さ忘れる
2009/07/13(Mon)
街角でマスクをしている人は全くいなくなりました。
世間は5月の新型インフルエンザによる混乱を忘れてしまったかのようです。


しかし、「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」でよいのでしょうか?
数日前に、他のインフルエンザウイルスと同様に、タミフルの効かないタミフル耐性ウイルスの発生が報告されています。
さらに、弱毒性のウイルスが強毒性に変異することも時間の問題と言われています。
そうなると、「5月のから騒ぎ」程度では済みません。


現在、季節が冬である南半球では感染者数が大幅に増加しています。
夏より冬のほうが湿度が下がるため、ウイルスが空気中に浮遊しやすいためだそうです。
ということは、日本でも、空気の乾燥する秋以降に大流行が発生する可能性があるのです。


新型インフルエンザの大流行が発生した場合、多くの産業に大きなダメージを与えることになります。
特に、飲食業などの事業については、「人ごみを避けたい」という心理から、深刻な影響を受けることが予想されます。


そのような状況の下で営業を継続する場合、どのような対策が必要となるかを事前に検討・準備しておく必要があります。
・スタッフの体調管理、検温
・消毒用アルコールの備置
・スタッフのマスクの着用の可否
・空気清浄器、加湿器の設置
この他にもあるかと思いますが、このような対策を実行するだけではなく、それを客様にアピールすることも重要です。
特に、「加湿器」については、飲食業に限らず、秋以降かなり注目されると思います。


いずれにしても、私たちは「できること」しかできないのです。
しかし、「できること」をすべて準備しているでしょうか?
それ以前に、「できること」をすべて把握できているでしょうか?
それが、今「できること」なのです。


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平成21年分路線価の公表
2009/07/06(Mon)
7月1日に平成21年分の路線価が公表されました。
http://www.rosenka.nta.go.jp/


(過去の路線価に関する記事)↓
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/75.html
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/125.html


全国平均では、平成20年分と比べて5.5%下落したようです。
特に、今年は大都市圏での大幅な下落が目立ちます。
東京圏:平成20年分より6.5%下落
大阪圏:平成20年分より3.4%下落
名古屋圏:平成20年分より6.3%下落


ちなみに、平成20年分は大幅な上昇でした。
東京圏:平成19年分より14.7%上昇
大阪圏:平成19年分より7.4%上昇
名古屋圏:平成19年分より10.9%上昇


これは、かつて経験したことのない乱高下です。
その結果として、平成20年分の路線価だけ極端に高くなっています。


路線価は、贈与税や相続税の計算のときに利用する土地の価格であり、平成21年1月1日から12月31日までの贈与・相続の場合は、今回公表された平成21年分路線価により計算されます。
残念ながら、平成20年1月1日から12月31日までの贈与・相続の場合は、平成20年分の極端に高い路線価により計算されることになります。


時期を自由に決定できる贈与はともかく、人の死により発生する相続に関して、今回のような相場の乱高下の影響を受けてよいものかと個人的には疑問に思いますが、該当する方には「お気の毒」と申し上げるしかありません。


信和綜合会計事務所(大阪の税理士法人)
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