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配偶者特別控除
2012/01/30(Mon)
所得税の所得控除に一つに「配偶者特別控除」があります。
具体的には配偶者の所得金額が38万円超76万円未満(給与収入103万円超141万円未満)の場合に、段階的に所得控除ができる制度です。
この制度は、配偶者の所得金額が38万円を超えると「配偶者控除」が全く受けられないことへの配慮から設けられています。


↓以前の記事↓
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/197.html


配偶者特別控除については、個人事業者の場合は確定申告により適用を受けます。
通常の場合、確定申告は2/16から3/15に行いますので、前年の配偶者の所得金額の把握は容易です。


これに対して、給与所得者の場合は、年末調整により適用を受けることになります。
年末調整は会社の業務ですので、会社は給与所得者の配偶者の所得を年内に把握することが必要となります。
そのため、給与所得者は11月下旬から12月初旬に、その年の配偶者の所得金額を見積もって、会社に報告することになっています。
その時に会社に提出する書類が「給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」なのです。


はっきり言いますと、この制度には無理があります。
職業にもよりますが、11月下旬に配偶者のその年の所得を見積もることは難しいのではないでしょうか?
実際には間違いも多く、税務署から源泉所得税の追加納付などを求められることも多いように思います。


個人的には、税務署・会社の双方にとって、僅かな税金のために多くの時間をかけるのはどうなのかなと思います。


↓国税庁のサイト↓
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1195.htm


信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
http://www.shinwa-ac.net/
税理士をお探しの方がいらっしゃいましたら、信和綜合会計事務所に是非ご紹介ください。


追憶
2012/01/23(Mon)
先週の月曜日に祖母が100歳で亡くなりました。


祖母は昨年の9月頃から具合が悪くなり入院していたのですが、残念ながら退院することはできませんでした。
一時は食事ができるまで回復したのですが、老衰によりまるで枯れるように逝ったようです。


祖母は明治時代に生まれ、祖父と三人の子とともに激動の戦中戦後を生き抜き、退屈ではない人生だったと思います。
私は同居の最初の孫だったため、よくかわいがってもらいました。
多くの思い出とともに感謝の気持ちで一杯です。


簡単ではないと思いますが、死ぬときには精いっぱい生きたと思えるような人生にしたいものです。


原昇平


マイカー通勤者の通勤手当
2012/01/16(Mon)
社員がマイカーや自転車で通勤する場合に、ガソリン代相当額として通勤手当を支給することがあります。
この場合には、通勤の片道の距離に応じて、所得税の非課税限度額が定められています。


2km未満:全額課税
2km以上10km未満:4,100円
10km以上15km未満:6,500円
15km以上25km未満:11,300円
25km以上35km未満:16,100円
35km以上45km未満:20,900円
45km以上:24,500円


つまり、上記の金額以上の通勤手当は給与所得として所得税が課されるということです。


ちなみに、平成23年12月までは、片道15km以上の場合について、電車やバスなどの交通機関を利用した場合の通勤定期代が上記金額を上回る場合においては、その通勤定期代までを非課税とできる特例制度がありました。
しかし、税制改正により、平成24年1月より、その特例制度は廃止されています。


今月の給与計算から変更が必要となりますので、マイカー通勤されている社員が多い会社は十分ご注意ください。


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口コミサイト
2012/01/09(Mon)
口コミサイトの不正操作が盛んに報道されています。
やはりそうだったかと思いましたが、何を今更という気もします。


口コミサイトは、商品を購入した人やサービス・飲食店を利用した人が、その商品やお店の評価・コメントをするサイトのことです。
本来の口コミサイトの目的は、多くの人の意見を集めることにより商品やお店を客観的に評価し、消費者の選択に役立つ情報を提供することにあります。
特に、日本人は人がどのように評価しているかを重視する傾向が強いため、多くの人が口コミサイトの情報を参考にしているのではないかと思います。


ただし、口コミサイトが消費者の選択に役立つかどうかについては、評価やコメントをする人に悪意がないことが前提となります。
今回の報道のように不正操作をする業者に依頼するなどということは論外ですが、自分に有利になるようなコメントや評価を自作自演したり、他人を貶めるようなコメントや評価をしたりということは以前からあったように感じます。
また、インターネット上の意見というものは誰が書いているのかがわからないという点で無責任であり、書いている人の一方的な思い込みであることも多いのではないでしょうか?
それ故、私は以前から口コミサイトなどの情報は信用していません。


しかし、事業者としては「口コミ」というものを大事にすべきです。
それも誰が書いたのかわからない口コミではなく、誰が書いたのかがはっきりしている口コミを。
例えば、以下のような口コミこそが事業者としての本当の財産です。
・実名を記載したお客様の声
・継続的に情報発信しているブログやフェイスブックでの紹介


なお、A社やBさん等の匿名の口コミでは全く意味がありません。
それを見た消費者には「どうせ自分で書いてるんだろう」としか感じていただけないのです。
つまり、匿名での口コミは、口コミサイトの情報と同レベルでしかないということです。


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賀正
2012/01/02(Mon)
明けましておめでとうございます。


平成24年で信和綜合会計事務所は税理士法人化して5年目になります。
今年は人員も増員して更なる飛躍の年にするつもりです。


昨年のわが国は明るい話題が少なかったように感じますが、明るい話題が例年より少なかったわけではありません。
震災で苦しんでいる人を気遣って明るい話題を控えめに喜んいたことが多かったために、そのように感じるのでしょう。
私はそんな日本が嫌いではありませんが、そろそろ前だけを見るべきではないでしょうか?


世間に漂う漠然とした閉塞感は否めませんが、今年は雌伏していた日本が天に飛翔するような年になってほしいと思います。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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