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土地の貸付
2010/05/31(Mon)
土地の売買や貸付は基本的に消費税の非課税取引であり、消費税は課税されないことになっています。
しかし、いくつかの例外があります。


@1ケ月未満の土地の貸付
貸付期間が1ヶ月未満の一時的な土地の貸付は、消費税の課税取引となります。


A駐車場の貸付
その駐車場が舗装されていたり、駐車区画が整備されている場合は、施設の貸付として消費税の課税取引となります。


B建物の敷地の貸付
建物とその敷地をセットで貸付ける場合は、土地・建物の賃貸料の総額が消費税の課税取引となります。
これは非常に誤解の多い項目です。
土地・建物それぞれの賃貸料が区分されているかどうかにかかわらず、その合計額が消費税の課税取引となりますので、ご注意ください。


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あきれた粉飾決算
2010/05/24(Mon)
半導体製造装置メーカーのエフオーアイ(以下、F社)が破産の申立をしたようです。


F社は昨年11月に東証マザーズに上場した会社ですが、巨額の粉飾決算が発覚し、上場廃止が決定していました。
報道によりますと、前期の連結売上高118億円のうち、約100億円が架空取引だったそうです。
売上の水増しなどという表現がよく使われますが、ここまでくるとそのような表現は不適切かと思います。
売上の大半が「ウソ」なのですから。
あまりにも酷い内容です。


当然のことですが、F社は上場会社ですので、監査法人または公認会計士による監査を受けています。
経営陣に最も大きな責任があることは明白ですが、今回の場合は、監査を担当した彼らにも大きな責任があると思います。
・年商の2倍以上の売掛金残高(主に、海外向け)
・原価項目の年次推移(特に、変動費項目)
などについて、残高確認や比率分析を適切に実施していれば気づくはずだと思うからです。
もし、気づいていて見逃したということであれば、救いようがありません。
同じ公認会計士として、そうでないことを祈るばかりです。


F社の場合、大監査法人以外の個人の公認会計士が共同で監査を行っていたようです。
大監査法人以外の場合、その監査会社からの報酬が収入のそれなりの割合を占めているという現実があり、独立性が保持されていたかも問題となる可能性があります。
私は大監査法人がエラいなどとは決して思っていませんが、監査の品質管理が不十分といわれている中小監査法人や個人の公認会計士には襟を正してほしいと思います。
それができなければ、監査業務から撤退すべきです。


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帳簿書類の保存期間
2010/05/17(Mon)
「帳簿はいつまで保管しないといけないの?」
「昔の請求書や領収証のファイルは邪魔なので捨ててもいい?」
お客様から質問されることがあります。


法人の場合、税法では帳簿書類について7年間の保存が義務付けられています。
帳簿書類とは、例えば以下のような書類です。
@決算書
A総勘定元帳
B補助元帳(売掛帳・買掛帳・固定資産台帳など)
C申告書
D取引証憑(納品書・請求書・領収証など)
E銀行書類(通帳・小切手帳・手形控など)


しかし、7年経過したとしても、上記の帳簿書類をすべて廃棄してもよいということではありません。
なぜなら、@とAについては、会社法で10年間の保存が義務付けられているからです。
また、少なくとも@とCについては、法人の損益・納税履歴を示す重要書類ですので、永久保存すべきものと考えられています。


整理しますと、以下のように区分できます。
<永久保存>
@C
<10年間保存>
A
<7年間保存>
BDE


小規模な法人の場合、@Cは永久保存とし、ABDEは年度毎にまとめてダンボール箱で管理し、最長の10年経過後に計画的に廃棄すればよいのではないかと思います。


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百足の呪縛
2010/05/10(Mon)
ゴールデンウィーク中は妻の実家に帰省していました。
4日(火)だけは高砂市のお客様を訪問しましたが、それ以外は執筆活動に専念していました。


何の執筆かはさておき、実質三日間でしたが、集中して取り組むことができました。
まだまだ、先は長いですが。。。


ところで、最終日にパソコンに向かっていると、右の肘あたりに嫌な感触がありました。
ふと見ると、なんと百足(ムカデ)が腕を歩いていました。
次の瞬間、大声を上げて振り払っていました。
幸いにも刺されませんでしたが、久しぶりに心臓が止まりそうでした。


私は小さいときから田舎育ちでムカデには百回以上遭遇していますが、何度経験しても慣れることはありません。
おそらく、何度か刺されたことがあるからでしょう。
刺された瞬間の針で突かれたような激痛。
傷口に心臓があるのではと思えるぐらいのズキズキした痛みの波状攻撃。
想像しただけで寒気がします。


時には、田舎暮らしも良いかなと思ったりもしますが、ムカデだけはどうしても我慢できません。
タイコウチやクワガタなどの昆虫は大好きなのですが。。。


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FMラジオ局の破綻
2010/05/03(Mon)
神戸市のFMラジオ局「Kiss−FM KOBE」が倒産しました。
先週の4月28日に神戸地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたようです。


昔、兵庫県に住んでいる頃は、自動車に乗るときには常にKiss−FMを聴いていましたので、かなりショックです。


報道によると、架空売上や簿外債務など、かなりの額の粉飾決算をしていたようで、「全国FM放送協議会」という団体から除名処分を受けたようです。
FMラジオ局にとって、この団体からの除名処分というのは致命的といわれています。
なぜなら、予算的に自社で番組制作ができないFMラジオ局は、「全国FM放送協議会」からの番組配信に頼っているという現状があるからです。
つまり、番組の自社制作割合の低いKiss−FMの場合、放送する番組がない時間帯が発生するかもしれないのです。


会社側は事業譲渡によるFMラジオ局の存続を目論んでいるそうですが、ラジオ局の存在意義が薄くなってきている現状では、なかなかスポンサーは見つからないのでは?と思います。
個人的には、再生を期待していますが。。。


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