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私の左隣

平成元年の4月、大学2年生の私は当時中津駅前にあった専門学校のTACに通い始めました。
早いものでもう30年が経過しようとしています。

先日、その頃からの友人である浅野君と食事に行く機会がありました。
当時からの仲間は何人かこのブログでも紹介してきましたが、彼はエイトビルの502号室の一番後ろの席にて、いつも私の左隣で勉強していた人です。

彼とは大学も同じゼミの同級生で、7年前の中村先生を囲む会でも一緒でした。
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/259.html
その時に「また行こな」と言いながら、7年も経ってしまいました。
お互い試験合格後は別々の監査法人に就職し、私は早々に監査法人を退職しましたが、彼は現在でも監査法人で頑張っており、三大監査法人の一つで代表社員を務めています。

今回は、彼から紹介してもらった仕事を引き受けなかったことを直接詫びねばと思って誘ったのですが、そんなことはすっかり忘れて楽しい時間を過ごすことができました。
また、最近ではあまり聞くことが少なくなった監査法人の諸々の事情なども聞けました。
具体的なことは書けませんが、一言でいうと、お互いに楽ではないようです。

今となっては、彼とは同じ監査法人に就職していなくてよかったです。
こうやって気軽に飲みに行けるのだから。

平成30年8月
原昇平

ヒリヒリする仕事

確定申告の時期も終わり、桜も満開となりました。

この3月に久しぶりにヒリヒリする仕事をしました。
守秘義務もありますので、詳しく仕事の内容を書くことはできませんが、とても集中した1週間だったと思います。

考えてみれば、税理士業務は「悩むことが多い仕事」ですが、時間的制約と金額的なプレッシャーに押しつぶされそうになるほどヒリヒリすることは多くありません。

若い時には、こういう仕事に出会うと逃げ出したくなったりもしましたが、最近ではヒリヒリ感を少し楽しみながら仕事に挑めるようになってきました。

今後、このような仕事にどれだけ関わっていけるかはわかりませんが、逃げずに挑んでいきたいと思います。


平成30年3月
原昇平

囲む会

早いもので年明けから一か月が経過しようとしています。
実は、毎年一月中旬から下旬にかけての2週間は、私にとって一年で最も業務が集中する時期です。
私は以下の理由で「忙しい」という言葉を使うことはほとんどありません。
・貧乏くさいため。
・「立心偏(心)」に「亡」と書く漢字が嫌いなため。
・「忙しい」自分を演出しようとしている人(=儲かっていると思われたい人)を見ると悲しくなるため。
そんな私も「忙しい」と何度か言ってしまった2週間でした。

そんな期間の合間に、「M先生を囲む会」に3年ぶりに参加してきました。
M先生は今から20年以上前に監査法人に所属していた時にお世話になった公認会計士の大先輩です。
М先生大病を何度も乗り越えられ、お元気そうで何よりでした。
他にも英語がベラベラのО先生やプレイボーイのT先生も参加され、楽しいひと時を過ごすことができました。

前回の「囲む会」では、わざとではありますが、その場を凍らせてしまうような発言をしました。
問題提起のつもりで言ってみたのですが。。。
それ故、もう呼ばれることはないかなとも思っていましたが、ギリギリセーフだったようです。

会場では、まだ怒っているかもしれないО先生の隣に座り、いろいろと話をしました。
私は監査法人に4年程しか在籍していませんでしたので、監査法人を運営していく立場の人の気持ちはわかりませんでした。
しかし、業種こそ違いますが、私も税理士法人を経営する立場となり、当時のM先生やО先生の苦悩や焦りの一部を理解することができました。
この場をお借りしまして、О先生に前回の非礼をお詫びいたします。

最後になりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

「一廉(ひとかど)」

気がつけば10月も終わろうとしています。
恥ずかしながら48回目の誕生日を迎えました。

早いもので、この11月から会計士試験合格後27年目となります。
私が会計人になった平成3年は、まだバブルの匂いがプンプンする人たちも多く残っており、会社の経営者も「おじいちゃん」のような方ばかりでした。
その「おじいちゃん」たちとお話をする機会はほとんどありませんでしたが、バブルの時代をわずかに過ごせたのは良い経験となりました。

当時とは私の仕事の内容も違いますが、最近では私よりも10歳以上も年下の経営者の方ともお付き合いをするようになってきました。
説教臭くならないように言葉遣いには注意していますが、間違った方向に行かぬように何とかしてあげたいという気持ちが前に出すぎてしまうこともよくあります。
それで嫌われたとしたら悲しいことなのですが、迎合するつもりはありません。
一廉の経営者となってほしい。それだけです。

話は変わりますが、先月には受験時代の良きライバル二人と食事に行きました。
一人は世界的な会計法人の日本のトップに、もう一人は億万長者になっていました。
16年ぶりに事務所を移転したことを知ったからと思いますが、昔を忘れず連絡してくれたことが嬉しかったです。
残念ながらそれぞれ別々の日でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。

ありがたいことに今年の目標はすでに到達しました。
年末までには少し時間がありますので、来年に向けて準備をしていこうと思います。

平成29年10月
原昇平

発令式

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先日、箕面市役所に行ってきました。
平成28年4月1日に箕面市行政不服審査会の委員に弁護士2名と私が任命されていたのですが、その発令式に出席するための訪問でした。

同じ日に大阪地方裁判所と大阪簡易裁判所の民事調停委員にも再任されました。
今回で2回目(2年毎)の再任なのですが、4年前に初めて任命されたときには「発令式」などなかったような気がします。

発令式ってどんなことをするんだろうと思いながら、朝9時すぎに指定の場所まで行くとすぐに市長室に連れていかれました。
その後、市長から名前を呼ばれて辞令書を受け取るという一連の展開でしたが、悪いものではありません。
私などよりもかなり若く、とても元気のよい市長が印象的でした。
箕面市は子供の人口が増加し続けているということもあり、保育所に入れない待機児童をいかに解消していくかについて、市長は熱く話されていました。

行政不服審査会とは、行政不服審査法の改正により、国の機関や自治体に設置が義務付けられた諮問機関です。
発令式の後、第一回の行政不服審査会が開かれ、委員の互選により会長と代務者が選任されました。
始まったばかりの制度ですので、いまだ手探り状態にも至っていない状況です。
とても責任の重い仕事ではありますが、精一杯務めたいと思います。

セミナー

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先週の金曜日にセミナーを行いました。

今回は士業の方を対象としたセミナーで、テーマは「名義預金」でした。
↓過去の名義預金に関する記事はこちら↓
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/81.html

会場は大阪弁護士会の14階の会議室で、3面がガラス張りのため、大阪の街が一望できました。
写真は会議室から西の方角の景色です。

10年ほど前まではセミナーの講師をよく引き受けていましたが、ここ数年は時間がなくて引き受けるのを躊躇していました。
しかし、色々とお付き合いもあり、最近はできる限り引き受けることにしています。
恥ずかしながら、昔は公認会計士試験の受験学校で「伝説の講師」を自称していた私ですが、週に何度も講義をしていた時代と同じようには話すことができませんでした。

しばらくは経験という名のリハビリが必要です。


税理士法人信和綜合会計事務所(大阪市中央区)
http://www.shinwa-ac.net/

2013合格発表

先々週の12月15日に、公認会計士試験の合格発表があったようです。
実は、お客様に大手監査法人の監査があり、その監査法人の人から今年の合格発表日を聞いていたのですが、昨日まですっかり忘れていました。

思い返すと、私が合格したのは平成3年ですので、それから丸22年が経過したことになります。
職業的専門家として、いやそれ以前に人間として、自分の進歩のなさに恥じ入るばかりです。

ところで、合格者数は、前年より約12.5%も少ない1178人で、平成18年に新試験制度に移行して以来、最少の合格者数となりました。
合格率は8.9%ということなので、昨年までよりは若干広き門となったようです。
↓昨年のコラム記事↓
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/355.html

それにしても今年の合格者はラッキーです。
聞くところによると、大手監査法人だけで新規採用予定は1000人を超えているといわれていますので、ほとんどの合格者が監査法人でキャリアのスタートを切れる見込みだからです。
昨年まで騒がれていた「試験合格者の未就職問題」も解消されることを願っています。

アベノミクスの成果とも考えられますが、株式の新規公開数も回復しており、監査法人も人手不足になっているようです。
かといって、監査ツールに頼りきり、経験の浅い人たちばかりで監査をしていると、そのうちエラいことになるのではないかと危惧しています。
大手監査法人はその辺も含めてリスク管理をしているのでしょう。
職業的専門家として、そう信じるしかありません。


税理士法人信和綜合会計事務所(大阪市中央区)
http://www.shinwa-ac.net/

会長声明

昨日、公認会計士協会の会報(機関紙)を整理していたのですが、「会長声明」なるものが1ページ目に掲載されていました。
テーマは「適切な監査時間及び監査報酬について」です。
その最後の段落を下記に抜粋します。

「会員各位におかれては、我が国の公認会計士監査を取り巻く環境を踏まえ、効率的な監査の実施を前提としつつ、監査の品質の維持・向上には、合理的に見積もられた適切な監査時間の確保が求められることを深く認識するとともに、監査報酬については「業務の内容又は価値に基づいた報酬を請求する」(倫理規則第21 条)ことにも意を払い、監査実務の充実に努められることを強く要望する。」

何を今さら甘いことを言っているのかという気がしますが、これを読む限り、以下のような監査法人が少なからずあるということになります。
・監査に必要な監査時間が合理的に見積もられていない。
→結局のところ、監査報酬に合わせて監査時間を決定しているのではとの疑念を拭えません。実際、同規模・同業の上場会社の監査報酬に倍以上の差があるケースもあります。
・価格競争をしている。
→監査法人も営利企業なので価格競争が働くことは自然なことですが、そうまでして獲得したクライアントに厳しいことが言えるのでしょうか?また、そのような状態で、監査先企業との独立性など保持できるのでしょうか?

私は以前のコラムにも書きました。
↓以前のコラムはこちら↓
http://www.shinwa-ac.net/cgi/blog/archives/332.html
監査法人は監査先企業から監査報酬を貰っている以上、「経済的独立性」などは最初から存在しません。
そんなものは、どこかの国の学者が、屁理屈を捏ねて造り上げた「まやかし」に過ぎません。

監査をやらない私が言うのは筋違いかもしれませんが、私は監査法人に求められるのは「職業倫理」と「誇り」ではないかと思います。
しかし、これらは目に見えないものであり、公認会計士協会が規制できるものではありません。
そうなると、監査の結果責任を重視し、適切な監査を怠って重要な虚偽記載(俗に粉飾)を見逃した監査法人には、厳罰をもって対処するしかありません。

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新居祝い

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昨日、友人の新居祝いを兼ねて、妻とともにご自宅を訪問しました。
ご自宅はマンションの高層階(27階)ということもあり眺めは最高でした。
写真に移っているのは中之島のリーガロイヤルホテルです。
平日は周りのビルのライトでもっと綺麗だそうです。

彼は大阪を代表する税理士法人を主宰する公認会計士となりましたが、15年ほど前は安物の居酒屋で私たちと共に酔っぱらっていた人です。
それが今では大きな差をつけられてしまいました。
しかし、私などとは比較できないぐらいの努力と工夫をされてきた人なので、嫉妬はありません。
羨ましさは若干ありますが。。。

ここまでくれば、彼の税理士法人には是非とも日本を代表する会計事務所になってほしいです。
頑張って!E崎さん。

方向性は違いますが、私も頑張らねば!

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2012合格発表

先日、2012年の公認会計士試験の合格発表がありました。
合格者数は旧2次試験合格者除いて1,301名で、合格率は7.4%となっています。
監査法人への就職難もあり、合格者を絞っているのかと思いますが、受験者数が少し減少しているのが寂しい限りです。

(過去の合格者数と合格率)
    合格者 合格率
2012年:1,301人( 7.4%)
2011年:1,447人( 6.4%)
2010年:1,923人( 7.6%)
2009年:1,916人( 9.4%)
2008年:3,024人(15.3%)
2007年:2,695人(14.8%)
2006年:1,372人 ( 8.5%)
2005年:1,308人( 8.5%)
1991年: 638人( 8.9%)←恥ずかしながら私の合格年次です。

合格者と合格率の推移を見る限り、試験制度改革を行った直後の2007年と2008年が突出して合格しやすかったようです。
それに対して、最近4年の推移を見ると、完全に旧試験制度の難易度に戻っています。
受験する年によってこれほど差があってよいものでしょうか?
本当に、受験生が気の毒です。
(もちろん優秀な人も多くいるはずの2007年・2008年の合格者も含めてです。)

一人でも多くの合格者が「監査法人」で第一歩を踏み出せることを祈ります。

http://www.shinwa-ac.net/

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