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事務所の移転

先月お伝えしましたとおり、来月事務所を移転いたします。
16年間も現在の事務所で執務してきたこともあり、廃棄しなければならない備品や書類も多く、考えただけでも頭が痛くなります。

事務所の移転には、嫌になるくらいお金がかかります。
新しい事務所の賃貸契約による敷金や礼金、引っ越し費用、新たな備品購入代金などは当初から想定していた金額に収まりましたが、想定外の金額を請求されたものも多くありました。

例えば、現在の事務所の原状回復費用です。
居住用物件ではありませんので、自然損耗は原則として貸主負担ということにはならず、賃貸借契約書に基づくことになります。
大抵の場合、自然損耗であっても借主負担となる旨が契約書に記載されていることが多く、当法人の場合もそのような契約になっていましたので仕方がありません。
原状回復工事の見積書を見たときには、あまりにも常軌を逸した金額だったのでアホらしくて倒れそうになりましたが、手切れ金と割り切って支払うことにしました。

それから、複合機とビジネスフォンの移設工事費用にも驚きました。
信じられない金額でしたので、某大手メーカーが一瞬で嫌いになりました。
当法人は設立当初からそのメーカーの複合機とビジネスフォンを使っており、以前の機器が古くなり不具合が出るようになったため、約1年前に同時に新機種に更新しました。
今考えると、事務所移転は前から考えていたので、機器を更新するタイミングが少し早かったかなと後悔しています。

あまりケチなことを考えないようにしたいとは思っていますが、つまらぬことに腹が立ってしまいます。
私の貧乏性は治りません。

事務所移転日:平成29年9月19日
移転先所在地:大阪市中央区平野町3丁目3番9号湯木ビル6階
電話・ファクス:以前と変わらず
なお、ビルの管理上、祝花・観葉植物のお心遣いは謹んで辞退申し上げております。

平成29年8月
原昇平