記事一覧

法令と通達

「通達」ってなんですか?と尋ねられることがあります。
そんなときは次のように回答しています。
「わかりにくい法令を具体的に解釈したものです。」

一般に法令とは、以下のものをいいます。
法律:国会で成立
政令:内閣が制定
省令:各省が制定
(厳密にはこの外にもあります。)

これに対し、通達は省の下級機関である庁などが出します。

例えば、法人税にあてはめると以下のようになります。
法律:法人税法
政令:法人税法施行令
省令:法人税法施行規則(財務省)
通達:法人税法基本通達・個別通達(国税庁)

上記のうち、法令には強制力があるのに対し、通達には強制力がありません。
通達は上級機関が下級機関に対して指示する法令の解釈に過ぎないからです。
しかし、一部を除いて合理的な法解釈が多く、実務においては、行政側の法令解釈を示すものとして尊重されています。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず。」(孫子)
ということです。


信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
http://www.shinwa-ac.net/
税理士をお探しの方がいらっしゃいましたら、信和綜合会計事務所に是非ご紹介ください。