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不惑

11月になりました。
早いもので、公認会計士2次試験に合格してから丸18年が経過し、19年目に入っています。
そして、先週またひとつ歳をとり、とうとう40歳になってしまいました。
つい最近まで、自分だけは若いつもりでいましたが、名実共に立派な「中年」です。

論語では「四十而不惑(40にして惑わず)」とされている年齢になったことになりますが、私のような凡人は孔子と同じようにはいきません。
残念ながら、毎日のように様々なことに迷っています。
自分ではブレていないつもりですが、過去と現在とでは自分の考え方や方針が変わってしまったこともたくさんあります。

しかし、迷うことが悪いのでしょうか?
・考える
・選択する
・試行錯誤する
人それぞれのその時の状況・能力・経験などに応じて、「考え、選択し、試行錯誤する」ことこそがビジネスではないでしょうか?

現代は先が読みにくい時代といわれます。
そんな時代に生きていく以上、漠然とした不安や焦りからは完全に抜け出すことは難しいかもしれません。
しかし、「考えること・選択すること・試行錯誤すること」なくしては、永久に不安や焦りから抜け出せないのではないかと思います。

もしかすると、多くの情報や選択肢の中から自分が正しいと考えることを取捨選択できることが「不惑」ということなのかもしれません。


信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
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