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惜別

先週の木曜日に、お客様である会社の社長が逝去されました。

その社長とは、10年以上前からのお付き合いになります。
その間の思い出も多く、一緒に台湾へ出張に行ったことも4回ほどあります。
意見が合わず熱くなったこともありますが、逆に、思ったことを素直に議論できる関係でもあり、今となっては良い思い出です。

私は亡くなる2日前にお見舞いに伺ったのですが、最後にお話ができてよかったです。
でも、お話をさせてしまい、体力を奪ってしまったかもしれません。

その後、お通夜とお葬式にも参列しましたが、「社長は今どこから見ているのだろう?」と、そればかり考えてしまいました。
「生命が終わるとはどういうことなのか?」
「結局、終わってみなければわからないのではないか?」
「であれば、生命の最後の瞬間まで、精一杯がんばろう!」
と。
しかし、最後のお別れのときになると、どうしても涙が止まりませんでした。

最後まであきらめずに病気と闘ったあなたの姿は忘れません。
残されたご遺族、会社は私が全力でサポートいたします。
安らかにお眠りください。

原昇平