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「監査法人」最終回

NHKの土曜ドラマ「監査法人」が先週最終回を迎えました。
ドラマの設定や演出に偏りがあるとの批判もありましたが、全体としては良くできたドラマだったのではないでしょうか?

このドラマを通じて、私が改めて感じたことは「独立性」の難しさです。
会社から監査報酬を頂きながら、投資家等のために、会社の財務諸表(決算書)が適正なものかを監査することは可能なのか?
つまり、「チェックされる側からお金を頂きながら、公正な立場でチェックができるのか?」という問題です。

ドラマでは、雇われている立場では「厳格監査」を貫いたものの、監査法人の経営者の立場では「ぬるま湯監査」をしてしまう人間の弱さが見事に描写されていました。
個人的には、チェックされる側からお金を頂く制度には、構造的に問題があると思っています。
結局のところ、監査は、監査をする人の「倫理観」という神聖であるがゆえに曖昧なものに依存するのです。

この点において、税理士業務は違います。
税理士は「お客様から税務報酬を頂いて、お客様のお役に立つ仕事をする」職業であり、目的・構造が明確です。
もちろん、税理士業務にも不正な脱税指南をすべきではないなどの「倫理観」は必要ですが、「お客様のために」仕事をするという基本的な立場を一貫することができるのです。
今後も、私は大きなやりがいと誇りを持って税理士業務をやっていきたいと思います。


信和綜合会計事務所(大阪の税理士法人)
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