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残念な審判

ロンドンオリンピックも中盤となり、寝不足の日々が続いています。
昼食後に激しい睡魔に襲われるなど、日々の業務に支障が出るため、深夜の観戦も程々にしなければならないことは解っているのですが、なかなか止められません。

ところで、今回のオリンピックでは「審判」制度についての批判が噴出しています。
これまでに多くの競技で勝敗・判定の変更が発生していますが、特に私は柔道の判定の変更だけは納得できません。
中高時代には授業で柔道があったこともあり、それなりに詳しいのですが、例えば次のような場合は取り返しがつかないと思うからです。

・投げ技で相手選手を投げ、「一本の宣告」を受けて勝ちを確信し、立ち上がる。
・その後、「技あり」に訂正されて、立ち技で試合再開となる。

この場合、最初から「技あり」と宣告されていれば、合わせて「一本」となっていたかもしれないのです。
なぜなら、投げた直後というのはおさえこみをしやすい体勢であることが多いからです。

審判には一定基準に従って勝敗や判定を即時に判断することが求められます。
従って、難しい仕事であることは否めません。
しかし、4年も毎日努力してきた選手が不利になることがあってはなりません。

そのためには、①審判のレベルを一定以上に保つこと、②判定基準を明確にすることが必要です。
柔道の場合、①はできても②は難しいかもしれません。
税法と同じように基準が抽象的ですから。。。


信和綜合会計事務所(大阪市中央区の税理士法人)
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